この度2025~26年度福山北ロータリークラブ第55代会長を務めることとなりました。一年間どうぞよろしくお願いいたします。
ロータリーの基本はクラブです。単なる友達としてではなく、同じ志を持った人たちの集まりです。この「フェローシップ」を深めることで、クラブにもっと活力を生んでより良いクラブ活動に繋げたいと思います。。
【重点項目】
1.クラブ創立55周年
記念式典など従前のものではなく、このたびは会員とその家族が楽しみ記憶に残る行事を行いたいと思っています。みなさまと十分検討していきたいと思います。
2.奉仕事業
瀬戸内海の環境に関する事業について、少し遠大な計画になるかもしれませんが継続事業とし、挑戦し続けることで活力を生んでいきたいと思います。英数学館インターアクトクラブなどの青少年交流、南ソウルロータリークラブとの国際交流は他のクラブには無い我がクラブの特色です。更に有意義なものにしてクラブの活性化に結びつけていきましょう。
3.人が集い、大いに語る
みなさまの趣味を生かして同好の士を集めてください。会員に限らず、広く声掛けし人間関係を深めていただきたいと思います。また、委員会は積極的に開催してください。合同で行っても構いません。大切な親睦事業も思い切った発想で行ってください。仲間意識を強め、活発なクラブ活動に繋げたいと思います。
4.ロータリーを知る
マイロータリー登録100%を目指します。現在、約40%程度だと思います。もっとロータリーを知るために何時でも何処でもロータリーの情報を得て、クラブ活動や職業に活かしてください。研修等でロータリーを知ることも重要です。知識を培って行動することがクラブにとってもより良い方向に導くことになると思います。
5.年次基金一人150ドル以上の寄付
例会プログラムに取上げていただき、しっかり寄付する意義を理解した上でよろしくお願いいたします。そして、奉仕の機会を捉え地区補助金、グローバル補助金を活用したいと思います。
以上、具体的な目標を掲げました。ロータリーは行動する人たちの集まりだと言われます。平和を望み、地域に貢献し、職業で培ったスキルを使って行動する人たちです。ロータリーを知り一員であることを自覚する、ロータリアンの特権を理解し活躍の場を拡げ、ロータリアンとしての歓びをみんなで分かち合いたいと思います。
どうか人を思いやり、人の役に立つことを一緒に知恵を出し合い「フェローシップ」をもって行動しましょう。会員全員がこのクラブで良かったと感じる居心地の良いクラブ、誰か仲間として誘いたくなるクラブを目指しましょう。
最後に十数年前に出会った一節を紹介して終わりとします。
「君ができる限り」
君ができるすべての善を行え、
君ができるすべての手段で、
君ができるすべての方法で、
君ができるすべての場所で、
君ができるすべての時に、
君ができるすべての人に、
君ができる限り
これはジョン・ウェズリーというイギリスの神学者の教え「行動の基準」です。どうしたら幸せな人生を送れるかという本に載っていたものです。人を思いやり、全力で助ける、人に喜んでもらうことが結局自分のためにもなる、ロータリーの「奉仕の理想」に通じるものだと思っています。